セーブインデックス機能付きシステムライブラリ

デフォルトのシステムライブラリのセーブ・ロードのスロット部分に独自の名前を表示することが出来るシステムライブラリです
基本的な動作はデフォルトのシステムライブラリと変更点がありません。
(使用するコミックファイルでの設定がない場合は、デフォルトのシステムライブラリと同じ動作をする)

このライブラリを利用する場合は、必ず下記の設定方法をご覧下さい。

なお、システムライブラリの使用方法はこちら
(尚、このシステムライブラリは、その特性上、system.cf3の形式で利用した方がテストしやすいです。)

ダウンロード
改変前のシステムライブラリのバージョンは2です。
Ver.3.11での動作を確認

設定方法
(ライブラリ付属の説明書にも載っていますがこちらの方が丁寧です)
まず、このシステムライブラリは、どんなシステムかというと

コミックメーカーランタイムの
セーブ画面はこのように
構成されていますが、
通常のシステムライブラリを
使用していると、B欄に
セーブデータ番号とセーブ日時のみしか
表示されません。

このシステムライブラリを利用することに
より、A欄
(勿論J〜Rまでの全てに表示されます)

B欄、さらにサムネイル表示を
非表示にしてデータを表示するC欄まで
セーブ関連の情報を表示することが
出来ます。
(勿論、表示されるのはセーブした箇所のみになります)




このシステムライブラリはあなたのコミックファイルに存在する特定の数値変数や文字列変数によって動作します。
従って、以下の変数を用意してください


<<数値変数>>
savesystem(必須)
savesystemlist(A欄・B欄に表示する一部の場合に必要。A欄とC欄に表示する場合は必須)

<<文字列変数>>
savename(A欄やB欄又はC欄に日時情報以外を記載する場合には必須)
savename2(A欄とB欄又はC欄両方に日時情報以外を記載する場合には必須)

また、以下の変数は貴方のコミックファイル内では使用しないでください。システムライブラリで使用している関係で
システムライブラリ又は貴方のコミックファイルに不具合が生じる場合があります。
savename01 savename02 savename03 savename05 savename06
savename07 savename08 savename09 savename11 savename12
savename13 savename14 savename15 savename16 savename17
savename18 savename19 savename20


では、実際にどうやって使うのか、解説しましょう。

まず、貴方のコミックファイルのスタートページの最初のコマンドとして以下のコマンドを入れてください

(「savesystemlist」変数が必要ではない方は「savesystem」変数の定義だけ行ってください)

なお、この時の定義する数値は以下の規則に従っています。

<<savesystemの定義値>>
(「savename = *」 の*に当たる数値。画像だと31

定義値 A欄に表示予定 B欄に表示予定
10 文字列変数「savename」 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
20 *月*日 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
21 *年*月*日 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
22 *月*日*時*分 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
23 (月)-(日) 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
24 (年)-(月)-(日) 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
25 (月)-(日) (時):(分) 無し(通常と同じ・セーブ番号と日時)
30 文字列変数「savename」 文字列変数「savename」
31 文字列変数「savename」 文字列変数「savename2」
32 文字列変数「savename」 *月*日
33 文字列変数「savename」 *年*月*日
34 文字列変数「savename」 *月*日*時*分
35 文字列変数「savename」 (月)-(日)
36 文字列変数「savename」 (年)-(月)-(日)
37 文字列変数「savename」 (月)-(日) (時):(分)

<<savesystemlistの定義値>>
savesystemlistの定義値によってsavesystemでの
「A欄に表示予定」と「B欄に表示予定」の表示位置を変更することが出来ます。(上の表)
また、B欄に表示されるデータの形式を変更することが出来ます。(下の表)

定義値 savesystemでの「A欄に表示予定」の表示位置 savesystemでの「B欄に表示予定」の表示位置
10 A欄 B欄
11 A欄 B欄
12 A欄 C欄
13 B欄 A欄
14 B欄 A欄
定義値 表示データ形式・表示されるデータ 表示先
10 Save data 01
(ここにsavesystemでの「B欄に表示予定」のデータ)
B欄
11 (savesystemでの「B欄に表示予定」のデータ) B欄
12 (savesystemでの「B欄に表示予定」のデータ)
C欄
20 Save data 01
(ここにsavesystemでの「A欄に表示予定」のデータ)
B欄
21 (ここにsavesystemでの「A欄に表示予定」のデータ) B欄

以上で初期設定は完了です。
また、「savename」,「savename2」を利用されない方は以上で全ての設定が完了となります。


<<savename savename2について>>
savename,savename2はコミックメーカー2での「セーブインデックス名の変更」に当たる機能を持っています
従って、プレイヤーがセーブした直前のsavename,savename2の値がセーブインデックス名に利用されます。


文字列変数の操作コマンドを使ってお好きな場所でお好きなように変更してください

挿入する箇所は任意の箇所で結構です。
(各ページの最初のコマンドとして入れるのも良いでしょう)
区切りの良い場所で「第1章」等と入れてみたり、「〜〜の街」などと地名に合わせた表現も良いかもしれません。

また、savesystemlistを12に設定、savesystemを31に設定している場合は、

savename2に大量の情報を記載し、C欄に掲載することが出来ます。
必要であればこちらもご利用下さい。


savename,savename2の定義が終わったら、全ての作業が終了となります。


以上

このシステムライブラリを改変したい方へ
このシステムライブラリを改変することはいっこうに構いませんが、改変したことによって生じたトラブルに関しましては
制作者は一切責任を取れません。その点をご了承いただいた上で改変を行ってください。

また、このシステムライブラリを改変すると、サポート先が無くなることに注意してください。
改変したシステムライブラリは自己責任でご利用下さい。また、CMGIでも、開発元の
「Winゲームかんたん制作委員会」様でも改変したシステムライブラリについての質問は受付しかねます。

なお、改変に必要と思われる最低限の注訳はシステムライブラリ本体のコミックファイルに入っています。